毎日を安心に過ごすために
コンクリートブロック製品は他の建材に比べると耐久性に優れているとはいえ、常に雨や直射日光の影響を受けており、鉄筋のサビやひび割れが生じるなど、時間と共に劣化していくことは確実です。
一般的な耐久年数は約30年といわれていますが、それはメンテナンスをした上での数値であり、手入れを怠っているブロック塀は10〜1５年で倒壊する恐れがあります。
見た目には問題がなくても、中が崩れてもろくなっていることもあります。
大切なのは定期的なメンテナンス
ブロック・コンクリート工事の劣化を最小限に抑えるためにも、定期的なメンテナンスをお進めいたします。
ブロック塀を造る際に使用されるブロックやモルタル（水と砂とセメントを混ぜたもの）が、中性化することにより鉄筋が酸化して錆びてしまい、倒壊しやすい状態となります。
ブロック塀が錆びて汚れているブロック塀は、軸となる鉄筋が錆びている可能性があり危険です。
その他にも「亀裂が入っている」「グラついている」「傾いている」などの症状がある場合は、すぐにブロック塀の診断を行い、早急なメンテナンスをおすすめします。
大事になる前に
危険なブロック塀やヒビの入ったコンクリートは放置しておかず、ぜひ補修工事をご検討ください。
地震や台風などの自然災害はいつ起こるか分かりませんし、寿命を迎えたブロック塀は、少しの揺れでも倒壊する危険性があります。事故などでよる損害から家を守るためにも、定期的なメンテナンスをお考えください。
万が一ブロック塀などの倒壊により誰かにケガを負わせるなどの事故がおきれば、所有者が責任を追わなければなりません。
大事故になる前に、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。
